日常の簡単でお得なやりくり術
クレジットカードを使ってお得に過ごす秘訣にポイント制度の利用があります。それは、決済した金額に応じてポイントが貯まり、それをのちにキャッシュとして使えたり、金券や商品と交換できたり、マイレージへ移行できたりします。このポイントシステムは、クレジットカードだけに特化したものではなく、世の中を見渡してみると実にさまざまなポイント制度が存在します。
共通ポイント
共通ポイントとは、1枚のポイントカードのみで経営主体の異なる複数提携サービス利用でポイントが貯まり、またその複数提携先でポイントの利用 もできるサービスである。国内で先鞭をつけたのは2003年10月にTSUTAYAが開始した「Tポイント」だが、2010年3月にコンビニのローソンを中心に新たに「Ponta」がスタートし、2大ポイントとしてしのぎを削っている。
ネットショッピングポイント
楽天スーパーポイント
現在日本最大の電子商店街と称される楽天市場のメリットは、何と言っても非常に貯めやすい「楽天スーパーポイント」にあると言えるだろう。 通常、楽天スーパーポイントは購入額の1%だが、店舗や商品によっては2%、5%、10%といったケースも少なくないし、グループ会社の楽天カードが発行するクレジットカード・楽天カード(VISA、MasterCard、JCBの3ブランド)で決済すれば、常に獲得ポイントは購入額の2%となる。 楽天の一般カードは年会費永年無料で、ネット上の申し込み後、発行可否審査は最短数分で完了するなど手に入れやすい。 さらに楽天の場合は、登録制の「ポイント○倍」キャンペーンがほぼ毎日、なおかつ複数行なわれており、これらに登録すれば、ポイント還元率10%以上という場合さえある。キャンペーンには不定期で行なわれるものもあるが、毎週定期的に行なわれるものもある。 たとえば毎週金・土は楽天カードホルダーを対象とした「楽天カード感謝デー」と称して、楽天市場、楽天フックス、楽天トラベルでの楽天カード決済は獲得ポイントが3倍になる。楽天カードを手に入れて、金・土に買い物するだけでポイント還元率は4%になる計算だ。もともとポイント還元率10%に設定されている商品ならば、最終還元 率は14%になる。その意味では買うものをリスト化し、週末の金・土を狙うだけで、効率的にポイントが獲得できる。 ちなみに、同時期に複数のキャンペーンが行なわれている場合、そのすべてに登録すれば多くの場合、獲得倍率は単純合算になることが多い。つまり同時期に「ポイント5倍キャンペーン」と「ポイント3倍キャンペーン」に登録すれば、最終ポイント獲得倍率は8倍になるわけである。キャンペーン登録はタダなので、片つ端から登録して おこう。
YAHOO!ショッピング
楽天市場にやや水をあけられた感があるYahoolのショッピングサイト「Yahoolショッピング」。商品数は楽天市場より少ないものの、ショップによっては、楽天市場には出店しておらず、Yahoo!ショッピングには出店しているというケースも少なくないので、楽天市場と併用して利用する価値は十分にある。 とりわけネットショッピングでのポイント還元を期待するユーザーにとっては、Yahoo!ショッピングも購入額1%のポイントが付く点がうれしい。 また、Yahoo!ショッピングでは過去3ヵ月間の購入金額に応じた5段階のランク制度「スタークラブ」があり、最高位のプラチナーランク(過 去3ヵ月の購入金額合計10万円以上)では、キャンペーン時に最大15倍のポイントが獲得できることもある。 同様のランク制度は楽天市場にもあり、会員ランク判定対象期間は楽天市場のほうが6ヵ月と余裕があるものの、キャンペーン時のポイント獲得倍率は、楽天市場の最高位ランクープラチナ会員では最大10倍ということを考えれば、Yahoo!ショッピングにも利はある。また、毎週月曜、金曜日には22時から2時までの間、スマートフォン利 用者かつスタークラブのブロンズ会員以上(過去3ヵ月の購入金額合計1万円以上)限定で携帯電話からのショッピングで獲得ポイントが5倍になるキャンペーンも実施している。 楽天市場の楽天スーパーポイントに比べ、大きなメリットは、ポイント使用時の幅が広いことだ。まず、相互交換はJALマイル、Suicaポイント、nanacoポイントの3種類。 また、ジャパンネット銀行を通じての現金化も可能だ。また、楽天市場もYahoo!ショッピングもキャンペーンなどで獲得したボーナスポイントは 期限限定ポイントに関して、楽天スーパーポイントは楽天市場でしか消費ができないが、Yahoo!ポイントはJALマイルヘの交換や現金化といった交換の対象になっている
AMAZON
一般的に書籍販売のイメージが強いAmazonだが、現在では電化製品や食品、生活雑貨、ファッションなど多岐にわたる品揃えとなり、利用可能範囲は広かっている。現在は終了期限未定の送料無料サービスを行なっており、2007年からは独自のポイント制度を導入している。 ポイント制度の還元率は書籍1%、生活家電などの「ホーム&キッチン」カテゴリーが商品価格5000円以上で10%、「エレクトロニクス」が商品価格5000円以上で5%とやや複雑だったが、現在ではポイント還元のある商品は少ない。実際にポイントが付くのは新刊本やCD、高級品や生活雑貨の一部に過ぎないが、Amazonは「ポイント分を商品の値下げに向けている」そうだ。保有ポイントは獲得から1年間有効で、Amazon内では1ポイント=1円でAmazonマーケットプレイスの商品、ダウンロード版PCソフト購入以外に使用できるが、使用時は基本的に1回使い切り方式。保有ポイントが500ポイントだとすると、使用する場合に、そのうち200ポイント といった形でユーザーが決めることはできず、500ポイントを一括で使うことになる。ポイント使用時の購入金額が保有ポイント数を下回る場合のみ、残額ポイントが次回以降に繰り越される仕組みだ。 このようにしてみると、正直なところ、現在のAmazonはポイント制度ということでは、旨味は少ない。 強いて言うならば、高級輸入腕時計などで未だに2%のポイントが提供されていること。これらは単価が高く、基本ポイント還元率もほかのショツピング サイトに比べて高いので利用価値がある。 しかし、ポイント獲得の機会は皆無に近い状態なので、現在、保有ポイントがあるユーザーは、ポイント制度の 改変が起こる前に早めに使い切ってしまうほうが良いだろう。
ポイントサイトの利用で買い物上手に
ポイントサイトとは、無料会員登録サイト内のサービスを利用してポイントが獲得でき、これを現金などに交換できるというサービス。「登録無料で 現金がもらえる」と聞くと、怪しく思うかもしれないが、ポイントサイトの運営システムは極めてシンプルだ。 サイトに掲載された各種サービス広告を通じて登録者がサービス利用すると、運営会社は広告主から広告料を得られる。この広告料の一部が利用者にポイントとして還元されているのだ。 つまり、よくあるアフェリエイトとほぼ同じシステムである。 ポイントサイトで利用できるサービスは、「ネットの会員制サイト(無料および有料)登録」、「資料請求」、「キャンペーン応募」、「ショッピング」など。このうちもっとも利用価値が高いのは「ショッピング」だろう。多くのポイントサイトでは、主要なネット通販、カタログ通販の各社が利用サービ スとして登録されているからだ。 ここで国内最大の電子商店街「楽天市場」を例に挙げよう。多くのポイントサイトでは、楽天市場での購入額の1%分をポイントとして還元している。ポイントサイト内の楽天市場のバナーをクリックして楽天市場で買い物をすれば、購入金額の1%分をポイントとして得られるということだ。 前述のように楽天市場の場合、楽天独自の「楽天スーパーポイント」制度があり、楽天市場の買い物では最低でもI%の楽天スーパーポイントが獲得 できるが、これはポイントサイトを通じた買い物でも変わらない。 クレジットカード決済でポイントサイトを経由の楽天市場での買い物では、ポイントサイト1%、楽天スーパーポイント1%に加え、カードの種類によって0.25~1%のクレジットカードポイントが付き、合計還元率は約3%ちなみに楽天の場合は、関連会社が発行するクレジットカード・楽天カードがあり、これを利用すれば常にポイン ト還元率は2%なので、この場合は還元率は合計4%となる。 たとえば、楽天市場で10万円の買い物をした場合、ポイントサイトの利用だけで1000円余分に還元、つまり得をすることになるのだ。 ポイントサイトの一部では、特定期間の買い物回数や獲得ポイント数を基準にした会員グレード制度があり、これで上位グレードになれば、さらに獲 得ポイント数が10~15%増しになる場合もある。還元率もより高くなるので見逃す手はない。
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